悩み続ける真面目系クズ

第二新卒ブラック人材もりさわです。今は産業カウンセラーを目指しています

はたして”仕事”とは何なのか〜自己紹介編〜

”仕事”という概念にフラストレーションが募ったのでブログを始めました!!真面目にブログ書くのなんてブログ全盛期で何かを勘違いしまくっていた中学生以来です。もう二度とやることはないだろうと思っていたものを始めさせるだけのフラストレーションを積める”仕事”ってやつはすげぇな!

 

初めまして。もりさわと申します。

 

みなさま、

 

お仕事充実してますか?

 

充実しているなら何よりです。素晴らしいことだと思います。
あ、このブログは怪しいアフィリエイトとかメルマガでウン万稼げる方法教えます!とかじゃないです。
単純にオーディエンスに問いかけるレベルの問いかけです。

 

さてさてもりさわは、四大法学部卒真面目系クズの社会人二年目です。
何よりのウリはこの年齢にして
職歴6件
という、側から見れば
超ブラック人材
であることでしょうか。
もちろん全部理由があります。短期派遣の仕事も含んでいるのでこんなヤバい数になっているわけです。
実質的な転職回数は2回ぐらいって言いたいです気持ちとしては。

ヒッヒッヒ…そんなこと言っても年金手帳は正直だぜぇ…?

 

 

まず、なぜなにどうしてそうなったという経緯について書かせていただきます。

 

人生安定勝ち組レールから知らぬ間に脱線していったとは思わなかったあの頃、そう、大学3年生から始まる就職活動。
友人A「彼氏(先輩)が野●証券に入社して遠距離になった~~」
友人B「博●堂、電●、伊●忠にはES出した!!営業!」
もりさわ「へぇ~~~~~~~~~~~~~(興味なし)」

もりさわはもともと大学卒業次第、楽単授業で堂々と内職をするほど夢中になっていたフランス語をガッツリ勉強するために1ヶ月半のカナダ短期留学を予定していたのです。
なんで卒業後?という点が引っかかると思うのですが、そもそも家庭が貧しいので年単位での留学ができず休学もできないという理由、そして
大学で募っていた長期休みフランス短期留学はクソだった
という理由のダブルパンチです。
(大学の短期留学は在籍学生同士で相部屋を組まされる→学校の授業以外日本語で話す→上達しないという残念ループコースで、実際行った友人たちは全然レベルが上がらなかったと悲しんでいた。友人たちには申し訳ないけど本当に行かなくてよかった)


なのでそもそも就職活動自体をナメていましたし、新卒募集職種にも魅力を感じていませんでした。「いい求人あったらカナダの滞在期間を縮めて入社間に合わせっか〜」ぐらいの気持ちで挑んでましたからね。本当にナメている。
しかし謎のこだわりはあった。
もりさわ「法務か人事がやりて~~!!!あと外資系がいい!フランス語か英語を話す人や外国の人がいる現場がいい!あ、転勤はなしで」
そんなハイパーな職場が未経験新卒にあるかいな!!!!


今の自分ならバカコノヤロウ!と言ってやりますが大学生で友人も少なく語学にばかり熱中していた井の中の蛙もりさわはあると思っていたのですね。

親が今でいうTOEIC800レベルを持たずして英語の面接をパスし、外資系企業に就職して転勤もせずそれなりに責任のある仕事をしながら英語を仕事の中で着々と覚えていったという経歴を持っているので、自分もそんな会社ときっと巡り会えるはず…しかも、留学した後ならば尚更…と夢見ていたところがありました。
しかし現代この不景気。
まずほぼねえよな。
唯一転勤があってもいいここで働きたいと思ったc●tibankも、気づいた時にはすでにESを締め切っていました。ノーチャンス。

 

しかし、リ●ナビやマ●ナビを見ても特に興味がわく仕事はないし、その中で無理して何社かエントリーしてもどこかで落とされた。
そりゃそうです。
畑違いの会社にばかり応募していたから。
もともと理系に友人の多いもりさわは自分が過ごしやすいだろうと思い、メーカーや建築系の会社に応募していました。
だが、そういう会社はエンジニア募集が大半で営業や事務みたいな文系職種は枠が狭い。
理系が営業や事務をやってることだってある世界。文系で勝ち抜くほうがすごいと思うので今理系業界で活躍している文系の方は自分すごいな…って褒めてあげてください。(でも転職を考えている場合は「凄いことなんだ…やっぱ転職やめよっかな…」って思わないで転職したらいいと思いますよ!!)

 

こんな感じでやりたい職種は人事か法務、行きたい職場は外資系、行きたい業界特になし(強いて言えば理系がいい)、営業職と転勤族まっぴらごめんというわがままクズもりさわは結局なんとなくエントリーしたブラック企業からの内定を無事蹴って1ヶ月の短期派遣を経たあと海外へ飛びました。

 

帰国してからです。
本当の地獄を見たのは。

 

まず、枠組みとしてはもう『既卒』になりますね。学校卒業してからおよそ3ヶ月経つので。
既卒受け入れ企業は新卒に比べてグッと減ります。
その中でももりさわは
「せっかくフランス語をがっつり上げてきたんだから(当社比)、フランス語を使いたい!もしくは英語(この時点でTOEIC550点)」
と唱え続けます。本当に諦めの悪いクズです。
そもそもフランス語は本当に流暢なレベルにならないと仕事はほとんどない。流暢になっても割と月収25万固定中途新卒関係なしとかザラですね。大使館とかはもうDALF C2求めておいて13万だったりね。もともとできる人しかいない業界だと安値で買い叩くんだなぁとしみじみ思いました。

 

しかし得たものもありました。
外資系に行くなら自分をアピっていけと言われていたので、志望理由に添えて自己PRをモリモリに書いたら
「自分でここまで自信持つ人も珍しいから面白くて面接に呼んだ」
と、マンションの一部屋でやっている外資系日本支社のCEO直々に面接してくれたことがありました。
結果は

「まっすぐなのはいいと思うけど光るものがないので落とします。もしTOEIC900点とったらまた連絡ください」
とのことでした。
当時は「求人には英語勉強したい人大歓迎、新卒既卒問いませんって書いてあったくせになんやねん!!」と憤慨しましたが今はこの経験とフィードバックを大切にして生きています。
CEOには英語の勉強はとにかく本を読むんだよ。僕も留学から帰ってきたら仕事なくて派遣してそれから契約になったりもしたよ。と熱弁されて、それはまぎれもなく私に対する親切だったと思います。その節はありがとうございました。英語は多少マシになりました。でももう登録サイトの情報全部忘れたのでログインできません。あと900点はとれてません。

 

ここからCEOのお言葉を頂いたこともあり派遣を始めます。
スキルアップのためだと思い短期派遣で2~3ヶ月毎にぽんぽん職チェンジ。増える職歴。さらに短期派遣を紹介する側の派遣会社が「短期派遣で契約終了であってもお若くてこれだけ職歴があると先方様も不安になりますので…」と社内選考で落とす。企業との顔合わせに漕ぎ着けても「職歴はまとめておいたから聞かれるまで言うな、聞かれたらこう言え」と営業さんにガッチリ言うことを固められるも、案の定ボロが出て不審に思った企業が不採用。
やっと決まった企業は一時間おきぐらいに「何かお手伝いできますか?」って聞いても「ちょっと待ってて」で社内ニート
もりさわはあんまりにも派遣でメンタルがボロボロになってしまったので再度正社員契約社員で探し始めます。派遣でしんどいのって、働き始めてからもそうだけど、他者を通して言葉を濁されるところとか法的に面接できなくても実際はNGが降ってくるってところですね。なんかないものがあるっていうか、匿名性が高いというか…うまく言えないけれどとにかく精神的にキツイ。

 

そんな行き倒れたもりさわを拾ってくれたのは零細インバウンド関連コンサル会社、そして米軍基地でした。
……が、この二件関しては自分ではどうにもできない理由で退職したのでした。

この話に関しては改めて記事にしたいと思います。


今回は自己紹介ということで。
それでは。