悩み続ける真面目系クズ

第二新卒ブラック人材もりさわです。今は産業カウンセラーを目指しています

社員という肩書きを捨てる覚悟

おひさしぶりのもりさわです。
こうやって誰も見てないブログに決意表明を送り出すの楽しい。

もりさわはこのたび「正社員」「契約社員」「派遣社員」という枠組みを卒業することにしました。

要は、フリーターになるということ。
安定を捨てて。
適職診断3サイト中の3サイトが事務職向いてないって言います。かかりつけ医にも再三言われとります。よって、辞めました。

 

今まで失業していて、せっかく新しい仕事は見つかったんですけれど、うまく適応障害が治ってなかったらしく、アレルギー項目に触れてしまい嘔吐。パソコンの文字が読めなくなる。話が耳を通って右から左に抜けていく。
泣きながら次の日高熱により欠勤と連絡を入れました。うーん。早すぎて自分でもびっくりしてるんですがかかりつけ医に相談したら2回も派遣会社に相談して別の仕事にしてもらお!って念押しされたのでたぶん駄目だったっぽい。
でもそういう感じで適応障害で会社辞めて別のところにうつっても初日で駄目になっちゃう方ってどうやら、珍しくないみたいですね。
Wワークとしてしていたバイト中に一切症状が出ないので油断こいてました。

 

…ん?でも裏返せば、バイトは激務なのに全然症状が出ない。
思い返してみれば自分が一番長く続けられた仕事は、大学時代の塾講師だったのです。4年間!!


今のアルバイトは平たく言ってバーテン見習いってところです。
そこでわかったのが、人の話を聞くのとある程度の裁量を任せてもらえる仕事って好きかもしれない。
ので、今のバイトを続けながら塾講師に戻ります。英語はめちゃ勉強したから受験生でも大抵は対応できるはずだぜ!!!


私はやっと好きな仕事であり天職かもしれない職種に戻れるわけですね。嬉しや嬉しや。
しかし、それと引き換えに捨てなければならないものがあります。
派遣社員でも補えないものです
社会的偏見と地位。
もはやここまで来てこんなところに固執するつもりはありません。正社員の時の給料明かしたろか!?あれの号俸が増えたところで雀の涙やで!?チリツモなんだそれ!!!10年後も年収は平均以下だわワッハッハ!!!!


雇用形態じゃないと私は思うのです。
英語圏を色々見てきましたが、25〜30ぐらいの独身のお兄さんがカフェでアルバイトしながら隙さえあれば貯めたお金で旅行に行ったり留学したりするそうです。よく考えたら外国では普通にいますよね。個人主義だからね。
長く働いている産業カウンセラーキャリアカウンセラーの先生方や整体師の先生、プロで本の執筆もなされている塾講師の方の話を伺う機会もあります。
みなさん口を揃えて言います。
「俺たちも身分は一生フリーターだよ」
と。
いや勿論、
ただのフリーターとはわけが違うのはよくわかります。
彼らの場合はフリー(ランスに近い状態で、雇用形態的に例えればフリー)ターなんですよ。
なので自分もそこを目指すつもりでいます、勿論のこと。
でも暫くはなんてことのないフリーターですねー。ただし産カの必須事項、傾聴のスキルをしっかり習得することに必ずフォーカスを当てて職選びをすることに決めました。


社会の目を気にしないで生きていくってしんどいかもしれません。大卒24歳フリーター、たくさんいるけど就職して社員してる人も圧倒的にいます。雇用形態には関わらず。
でも捨てなければなりません。
社会的偏見への過敏反応とともに、自分の偏見も綺麗さっぱりと。
大人になったら会社でずっと勤め続けるのかと思っていました。


そんなこたぁない。
ていうかそんなことするこたぁない。
今も新卒の子が悲鳴あげてるツイート見たぞ。
もうこの世の中正社員だったらいいとか悪いとかない気がする。好きに生きよう。人生は一度きりだよみんな。
安定するも、博打打つも、舞い戻るための下積みも、なんでもよかろう。


ちなみに。
キャリアカウンセラーと産業カウンセラー、どちらをとるべきか迷っていましたが、私個人の方向的には圧倒的に産業カウンセラーが合うみたいです。人のメンタル面に関わってあげたい思い。
スクーリングとかカリキュラムとか本当に色々あってお金も捻出しないといけないけど、体の持つ限りはフリー(を有意義に時間いっぱい使う)ターでいようと思います。


わたしはがんばるぞ。がんばるぞっていうかまず自分の病気と向き合ってうまく生きていってその先がプロフェッショナルならそれでよくない?って考え。甘いって言われるかもしれないけど逆境を乗り越えた周囲の人って大体そんなんだ。


だからもりさわもそうなれると思い込む。がんばる。


以上緊急報告でした。では。

はたして”仕事”とは何なのか〜自己紹介編〜

”仕事”という概念にフラストレーションが募ったのでブログを始めました!!真面目にブログ書くのなんてブログ全盛期で何かを勘違いしまくっていた中学生以来です。もう二度とやることはないだろうと思っていたものを始めさせるだけのフラストレーションを積める”仕事”ってやつはすげぇな!

 

初めまして。もりさわと申します。

 

みなさま、

 

お仕事充実してますか?

 

充実しているなら何よりです。素晴らしいことだと思います。
あ、このブログは怪しいアフィリエイトとかメルマガでウン万稼げる方法教えます!とかじゃないです。
単純にオーディエンスに問いかけるレベルの問いかけです。

 

さてさてもりさわは、四大法学部卒真面目系クズの社会人二年目です。
何よりのウリはこの年齢にして
職歴6件
という、側から見れば
超ブラック人材
であることでしょうか。
もちろん全部理由があります。短期派遣の仕事も含んでいるのでこんなヤバい数になっているわけです。
実質的な転職回数は2回ぐらいって言いたいです気持ちとしては。

ヒッヒッヒ…そんなこと言っても年金手帳は正直だぜぇ…?

 

 

まず、なぜなにどうしてそうなったという経緯について書かせていただきます。

 

人生安定勝ち組レールから知らぬ間に脱線していったとは思わなかったあの頃、そう、大学3年生から始まる就職活動。
友人A「彼氏(先輩)が野●証券に入社して遠距離になった~~」
友人B「博●堂、電●、伊●忠にはES出した!!営業!」
もりさわ「へぇ~~~~~~~~~~~~~(興味なし)」

もりさわはもともと大学卒業次第、楽単授業で堂々と内職をするほど夢中になっていたフランス語をガッツリ勉強するために1ヶ月半のカナダ短期留学を予定していたのです。
なんで卒業後?という点が引っかかると思うのですが、そもそも家庭が貧しいので年単位での留学ができず休学もできないという理由、そして
大学で募っていた長期休みフランス短期留学はクソだった
という理由のダブルパンチです。
(大学の短期留学は在籍学生同士で相部屋を組まされる→学校の授業以外日本語で話す→上達しないという残念ループコースで、実際行った友人たちは全然レベルが上がらなかったと悲しんでいた。友人たちには申し訳ないけど本当に行かなくてよかった)


なのでそもそも就職活動自体をナメていましたし、新卒募集職種にも魅力を感じていませんでした。「いい求人あったらカナダの滞在期間を縮めて入社間に合わせっか〜」ぐらいの気持ちで挑んでましたからね。本当にナメている。
しかし謎のこだわりはあった。
もりさわ「法務か人事がやりて~~!!!あと外資系がいい!フランス語か英語を話す人や外国の人がいる現場がいい!あ、転勤はなしで」
そんなハイパーな職場が未経験新卒にあるかいな!!!!


今の自分ならバカコノヤロウ!と言ってやりますが大学生で友人も少なく語学にばかり熱中していた井の中の蛙もりさわはあると思っていたのですね。

親が今でいうTOEIC800レベルを持たずして英語の面接をパスし、外資系企業に就職して転勤もせずそれなりに責任のある仕事をしながら英語を仕事の中で着々と覚えていったという経歴を持っているので、自分もそんな会社ときっと巡り会えるはず…しかも、留学した後ならば尚更…と夢見ていたところがありました。
しかし現代この不景気。
まずほぼねえよな。
唯一転勤があってもいいここで働きたいと思ったc●tibankも、気づいた時にはすでにESを締め切っていました。ノーチャンス。

 

しかし、リ●ナビやマ●ナビを見ても特に興味がわく仕事はないし、その中で無理して何社かエントリーしてもどこかで落とされた。
そりゃそうです。
畑違いの会社にばかり応募していたから。
もともと理系に友人の多いもりさわは自分が過ごしやすいだろうと思い、メーカーや建築系の会社に応募していました。
だが、そういう会社はエンジニア募集が大半で営業や事務みたいな文系職種は枠が狭い。
理系が営業や事務をやってることだってある世界。文系で勝ち抜くほうがすごいと思うので今理系業界で活躍している文系の方は自分すごいな…って褒めてあげてください。(でも転職を考えている場合は「凄いことなんだ…やっぱ転職やめよっかな…」って思わないで転職したらいいと思いますよ!!)

 

こんな感じでやりたい職種は人事か法務、行きたい職場は外資系、行きたい業界特になし(強いて言えば理系がいい)、営業職と転勤族まっぴらごめんというわがままクズもりさわは結局なんとなくエントリーしたブラック企業からの内定を無事蹴って1ヶ月の短期派遣を経たあと海外へ飛びました。

 

帰国してからです。
本当の地獄を見たのは。

 

まず、枠組みとしてはもう『既卒』になりますね。学校卒業してからおよそ3ヶ月経つので。
既卒受け入れ企業は新卒に比べてグッと減ります。
その中でももりさわは
「せっかくフランス語をがっつり上げてきたんだから(当社比)、フランス語を使いたい!もしくは英語(この時点でTOEIC550点)」
と唱え続けます。本当に諦めの悪いクズです。
そもそもフランス語は本当に流暢なレベルにならないと仕事はほとんどない。流暢になっても割と月収25万固定中途新卒関係なしとかザラですね。大使館とかはもうDALF C2求めておいて13万だったりね。もともとできる人しかいない業界だと安値で買い叩くんだなぁとしみじみ思いました。

 

しかし得たものもありました。
外資系に行くなら自分をアピっていけと言われていたので、志望理由に添えて自己PRをモリモリに書いたら
「自分でここまで自信持つ人も珍しいから面白くて面接に呼んだ」
と、マンションの一部屋でやっている外資系日本支社のCEO直々に面接してくれたことがありました。
結果は

「まっすぐなのはいいと思うけど光るものがないので落とします。もしTOEIC900点とったらまた連絡ください」
とのことでした。
当時は「求人には英語勉強したい人大歓迎、新卒既卒問いませんって書いてあったくせになんやねん!!」と憤慨しましたが今はこの経験とフィードバックを大切にして生きています。
CEOには英語の勉強はとにかく本を読むんだよ。僕も留学から帰ってきたら仕事なくて派遣してそれから契約になったりもしたよ。と熱弁されて、それはまぎれもなく私に対する親切だったと思います。その節はありがとうございました。英語は多少マシになりました。でももう登録サイトの情報全部忘れたのでログインできません。あと900点はとれてません。

 

ここからCEOのお言葉を頂いたこともあり派遣を始めます。
スキルアップのためだと思い短期派遣で2~3ヶ月毎にぽんぽん職チェンジ。増える職歴。さらに短期派遣を紹介する側の派遣会社が「短期派遣で契約終了であってもお若くてこれだけ職歴があると先方様も不安になりますので…」と社内選考で落とす。企業との顔合わせに漕ぎ着けても「職歴はまとめておいたから聞かれるまで言うな、聞かれたらこう言え」と営業さんにガッチリ言うことを固められるも、案の定ボロが出て不審に思った企業が不採用。
やっと決まった企業は一時間おきぐらいに「何かお手伝いできますか?」って聞いても「ちょっと待ってて」で社内ニート
もりさわはあんまりにも派遣でメンタルがボロボロになってしまったので再度正社員契約社員で探し始めます。派遣でしんどいのって、働き始めてからもそうだけど、他者を通して言葉を濁されるところとか法的に面接できなくても実際はNGが降ってくるってところですね。なんかないものがあるっていうか、匿名性が高いというか…うまく言えないけれどとにかく精神的にキツイ。

 

そんな行き倒れたもりさわを拾ってくれたのは零細インバウンド関連コンサル会社、そして米軍基地でした。
……が、この二件関しては自分ではどうにもできない理由で退職したのでした。

この話に関しては改めて記事にしたいと思います。


今回は自己紹介ということで。
それでは。